お金をためて、将来に備えたい！
こどもの学費にあてたい！
旅行にだって行きた～～～い！！！
なのに、気付いたら無くなるお金。家計簿もつけたし、食費も週ごとに袋に分けて管理した。アプリで無駄なお金を計算したけど、気付いたら何故か、今月も予算オーバー。
…はい。去年までの私です。ネットに書いてあるお金の管理を色々してみたんですけど、結局貯まらないんですよね。だって節約って、ずっと頑張っていないといけない感じないですか？食費のために毎日自炊、毎日レシートとにらめっこ、毎日お財布とにらめっこ。最初の二～三か月はがんばれるけど、しばらくすると疲れてきちゃって、外食したり、レシートを溜めたり、なにか理由をつけて銀行から引き出したりしちゃう。そしてネットで家計簿つけている人たちの頑張っている姿を見て、「はあ、すごいな～。私には出来ないや」と半分諦めモード。
でも最近になってようやく、続けられる節約術を発見したんです。それは…
毎月の生活費をすべて財布に突っ込んで、
「このお金がなくなったら、もう給料日までなにも買えない！」作戦！
あ、単純すぎてな～んだって思われている気がする。
でもこれが、「頑張る」をやめる最善の手段だったんです。
人って、頑張るとどうしてもどっかで疲れちゃうんです。楽しいことだと良いんですが、節約ってどちらかというと苦しい気持ちでやる方が多いんじゃないでしょうか。だから、楽しい気持ちが欲しくって、お金を使っちゃう。お金を使うと、節約してるのに貯まらないからいいやってなって、節約術も投げ出しちゃう。
生活費を全て財布に突っ込んで、一か月いつも通りに生活する。お金がなくなった時は家にあるものでなんとか給料日まで持ちこたえるのみ。
なくなった時は我慢が必要ですが、その代わり、給料日直後は欲しいものをある程度買えます。私は給料日直後は大量に食材を買い込みます。冷蔵庫の中身や貯蔵ストックが満杯になると、給料日前の我慢が一気に満足感に変わるからです。そのうえ、予算内しか使っていないので、予定通り貯金分も確保できるようになります。
そしてもう一つ良いことがあります。生活費をすべて入れるということは、財布に十万円以上の大金が一時的にでも入るということです。人は、財布に少額しか入っていないと、それだけで我慢をしているような気になり、ストレスを受ける傾向があります。毎月どこかで大金が財布のなかにおさまると、知らず心にゆとりが生まれ、また、残金が目に見えることで、無駄遣いを抑える効果が出るそうです。
実際私も実践してみて、最初の数ヶ月は残り数日を数百円で過ごすことになりましたが、だんだんと財布のなかの大金を減らすような気持ちが起きなくなり、毎月数千円は残るようになりました。我が家は余ったお金は、旅行貯金に回せています。
はじめて一年以上続いている節約術なので、たくさん節約術を試してみたけどうまくいかなかった人にこそ、ぜひ試していただきたいです。節約してお金を貯めて、ゆとりのある生活をしていきたいですね。
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