【手相】生命線が短い、生命線が薄い、生命線が…無い！？見方を解説！

こんにちは。苗田です。

世の中には生命線が無い人もいるようです。
記事を書く際調べましたが、正直ぼやけてて、本当に無いのか、すごい薄くあるのか見えないものばかりで判別がつきませんでしたが…。
生命線って自分の命に関わってくるイメージがあるので、生命線・頭脳線・感情線で構成される主要三線の中でも、一番注目度が高いんです。
誰にでもある線なので、自分にだけ無いとちょっと不安になっちゃいますよね。

今回は、手相を占っていてよく聞かれる質問のひとつ、
「生命線が短い人は早死にするんですか」
という物騒な質問に答えていきたいと思います。

生命線にはそもそもどんな意味があるの？

生命線の意味は、「体の強さ」と「心の強さ」です。

現代はストレス社会です。健康的な肉体と共に、荒波に揉まれても力強く生きていけたり、何を言われても気にしない逞しい精神があると、生命線はぐっと濃くなります。

理想は、一本しっかりとした長さの生命線が、大きなアーチを描いて手首まで落ちていく線です。

余談ですが、パブロ・ピカソにはこの綺麗な生命線が刻まれていました。91歳の長生きだった上、愛人がたくさんいて、70歳近い頃に子供が誕生しています。絵も終生描き続けたようです。強い生命線を持った力強い生き方の代表例です。

線が薄かったり短いと短命？

では短いとどうなるのでしょうか。

私も占い初めの頃は手相書に書いてあることを鵜呑みにして、「本当に早死にかも」と心配していましたが、実際はそんなことありません。 60歳くらいのお婆ちゃんの生命線が短い場合もありましたが、体の線は細くてもとても元気な方でした。

生命線の濃い薄いと長い短いは、先ほど述べた通り、「体の強さ」と「心の強さ」が関係してきます。

短命ではありませんが、生命線が薄い人は、体や心が人より傷つきやすい状態にはあります。
生命線が短い人は、ある年齢までは強いのですが、その後は生命線が薄い人と同じように体か心を壊しやすい状態です。

「人より体や心が弱いのか」とガッカリされた方、心配するのは早いです。
知能線や運命線も合わせて見てください。この二つの線は流年法（線を一生に見立てて、〇歳に〇〇があるなど予測できます）がある線なので、この線が長いということは、まず長生きの可能性が高いです。

また、運命線が長い方は、頑張りすぎて体や心が弱っているだけの可能性があります。少し休憩したら線も変わってくるかもしれません。
知能線が長い方は、健康に対する知識をたくさん取り入れることができるので、体のメンテナンス法をよく知っています。生命線が短くても、むしろ人より心身ともに健康に生きていける可能性があります。

まだ心配な人へ

たまに、「生命線が短いから私はあと数年で病気になって死んでしまうんだ」という思い込みを強く持った方がいます。手相占いに行って不安にさせられたり、実際に心身に不安を抱えているのかもしれません。

生命線が弱くても、元気に還暦を迎えている方はたくさんいます。人よりすこし多く休んだり、健康に関する知恵を身に着けるだけで、人と同じかそれ以上に元気になれます。

ハッキリ言いますが、生命線が短い人が手相占いに行って、

「アンタ〇〇歳のときに生命線が切れてるから危ないよ！」

みたいなこと言う人はド素人です。もしくは騙してお金を巻き上げようとする金の亡者です。即帰っていいです。不安にさせて壺や仏像の高額セールス被害に遭うだけです。実際にそのような現場を何度か目撃したことがあります。

それでも心配な方へおまじない。空いた時間に、根元から親指を動かしてみてください。
生命線は親指の動きと密接な関係があります。親指を動かすことで、生命線が深くなるはずです。また、親指周辺には万病に効くといわれるツボもあるので、実際に健康も向上するかもしれません。